dondonmusasabi’s diary

座右の銘は”死ぬこと以外はかすり傷” インコちゃんズや日常の健忘録的ブログ。

摂食障害だった

今朝、夢の中ですっごく焦ってました!

 

病院の実習に行ってる夢です。

朝の6時半までに、病院の会議室で打ち合わせがあるのに

何故か、エレベーターが壊れているんです。

7階に行かなきゃいけないのに!と焦っているとやっと動くエレベーター。

でも、着いたのは全然違うフロアで、

まさにホラー映画に出てきそうな、やたらと天井が高くて暗くて汚い病棟......。

精神病棟なのか、病室から患者さんの叫び声が響き渡って、

ナースが一目散に病室に走っていきます。

廊下にも、精神が安定していないような患者さんがウロウロしていて、私は

 

やばい、ここにいちゃいけない。

 

と、非常階段で自分の行き先のフロアを探します。

全然見つからなくて、

しまいには聴診器を持ってきていない事にきづき

(看護学生は聴診器を実習に忘れると、家に帰されます。しかも欠席扱いになる。)

あー、もうダメだ。今日は先生に怒られて家に送り返される.....。

 

っていう夢でした。

起きて、あ~夢でよかった!(涙)と安心したけど、

なんであんな夢みたんだろう。本気で怖かった。

夢の話は、タイトルと関係ありません・・。

でも、あまりにリアルでこわかったので書き留めておきました。

 

 

本題です!

私は、摂食障害でした。

摂食障害にも色々あるようですが、

私の場合は過食嘔吐です。

たくさん、尋常じゃないほどの食べ物を一気に食べ

そのあと、トイレで吐きます。

 

高校卒業後、専門学校に通ったのですがそのころから始まって

25歳くらいまで続いていました。

 

一旦食べるスイッチが始まったら、もう止まりません。

食べ物をおいしく楽しむ気持ちもなく、ひたすら食べるんです。

見苦しいです。

でも、そんなのおかまいなしに食べまくります。

そして、気が済むと水や、炭酸水で流し込み

トイレに駆け込んで吐きます。

トイレが詰まらないように、

何回にも分けて、ゲロゲロ吐くんです。(食事中の方、ごめんなさい・・)

 

これを、毎日やってました。

だいたい6年間やってたと思います。

毎日です。

 

体に負担がかからないはずないですねぇ。

でも、当時はそんな事考えもせず、

食べては吐き食べては吐きを繰り返していたわけです。

 

むささび、よく食べるわね~

なんて親や友人にいわれました。

もちろん彼らは私がそのあと、トイレでげーげーやってるなんてこと知りもしません。

 

食べた後は、罪悪感、早く吐かなきゃ!という事で頭がいっぱい。

吐いた後は、スッキリ爽快。

でもね、なんか虚しいんですよね。

 

もうこんなのやめたい。

普通に食事したい。

そう思ったけど、止められなかった。

どうしていいかわからなかった。

 

当時、仕事もしてました。

専門職だったのですが、

いつも不安定で職場もコロコロと変えてました。

そのたび、母に怒られて、心配させ、

安定とは真逆の、まさに不安定な私。

 

ほんとうに不安定で、そんな自分が大嫌いでしたね。

なんで、私もっと皆みたいに普通にできないんだろうって。

 

そのころは、高校時代や専門学校時代の友人とよく遊んでました。

今の一匹狼な自分では考えられないくらい、

毎週、仕事が終わってから友達と遊んでた。

楽しかったです、それなりに。

でも、遊んでも満たされないというか、

結局家に帰ってくると

 

なにやってんだろ、あたし。

 

って思っていました。

今の私から考えたら、全く逆だったかもしれません。

今より、社交的だったようにも思うけど

多分無理して社交的になってたと思う。あと、若さ?

 

でも、ある時留学したいなってふと思い

留学したいなら英語話せないとだめだよね。

と留学を目標に英語を勉強しはじめたんです。

 

決意して、勉強を始めたその日から

ピタリと過食嘔吐がやみました。

 

6年間、毎日かかさず可食嘔吐していたのに、

その日を境に1度も過食嘔吐をしていません。

 

過食嘔吐するには、

ます大量の食べ物を食べますが、時間がかかります。

そして、吐くのにも全部吐ききるのに、小一時間かかります。

そして、その時間がもったいないと思いました。

その吐いてる時間、英語の勉強に回そうと思いました。

 

私の場合、留学がきっかけとなって6年間の可食嘔吐に

終止符を打ったわけです。

今となっては、なんで摂食障害になってしまったのかもよく分かりません。

でも、今思うのは、あの頃の私はとても不安定で自分が嫌いだった。

 

その後、留学後可食嘔吐は止みましたが、

色々と自分の心の弱さには気づいてました。

心がザワザワして、焦燥感に駆られるんですよね。

でも、なんでそうなのか出口がよくわからなくって

カウンセラーに通ったこともありました。

よくネットであるスカイプのカウンセラーのセラピー?

も日本人のカウンセラーさんにお願いして受けたこともあります。

どれもこれもしっくりこなく途中でお金を払うのが無駄に思えてやめてしまいました。

 海外で離婚の経験もして、

ドロドロの黒い感情をもって過ごしたり、

どうしていいかわからない日々もありました。

 

 

今でも、あんまりうまく立ち回れてない自分です。

よくてんぱってます。

社交的でないし、どっちかっていうとオタクキャラかも。(古い?)

でも、そんな自分でもいいやって、今は思えるようになりました。

こんな自分でも、自分が好きです。

大変なこともあるけれど、アメリカに来てよかったと思えます。

先の不安が全くないといえば、そうではないですが

私は大丈夫、っていう安心感があります。

何があっても、大丈夫だって思ってます。

もちろん落ち込んだり、おおざっぱなアメリカ人に

イライラしたりする日もありますけどね!

(特にPMSの日!)

 

 逆に今日本に戻ったとして、

日本社会にちゃんと馴染んで順応できるか心配だったりしますが...。

 

いつかもっと生活が安定したら

子供と一緒に日本に遊びに行くのが目標です!

 

私が摂食障害のときに何回も読んだ本があります。

この著者も摂食障害に何年も悩まされていましたが

今は克服されているようです。

www.amazon.co.jp

 

 

 私は摂食障害の時、誰にも打ち明けられなく一人で悩んでいたので

この本を何度も読んでました。

他の摂食障害の患者さんも、私のように一人で悩まず

誰かにそばに助けを求められる人がいますように。