精神科のクラスの先生は気さくな感じで生徒にも人気があります。
自分の事や家族の事を取り上げて、
授業中に内容の例えとして話してくれるのでとっても分かりやすい。
ナースプラクテショナーという看護でも上の立場にいる彼女。
あっけらかんと、自分はアルコール依存症で13の時に逮捕されたといいます。
その他にも、共依存であったり、子供時代の虐待の経験や
普通の人よりも多くのつらい経験をしてきたんだろうなと思う話が
バンバン出てくる出てくる。
その彼女が言っていた言葉なんですが、
no family is perfect だそうです。
完璧な家庭なんてどこにもない。
自分も完璧じゃない。
共依存だという自分の事を分かっているからこそ、
気を付けながら時々立ち止まる。
彼女自身も、彼女の子供もひどいanxietyがあるけれど、
一つ彼女が自分の家族にして、これだけはできてよかった。といえるのが
子供に安全な家を示して、どんな問題があっても
子供が話してくれる環境を作ったことだそうです。
子供に自殺願望があったときでさえも、
子供はちゃんとお母さんにその気持ちを話してくれた。
彼女自身は、子供時代に母親に何かを相談するなんて
もってのほかで、むしろ避けていた。
だから、子供がなんでも話せる環境をつくってあげられたことは、
自分の家族にできた一番の良い事だっって、そういっていました。
Home has to be a safe place だそうです。
完璧な人も、完璧な家庭もどこにも存在しない。
子供のうちに失敗して、躓くことは大いに結構。
ドンドン失敗しなさい。
失敗したら、そこからどうすればいいか対策を考えるだけ。
でも、いつでも本当に困った時は私の所に助けを求めに来ていいんだよ。
一緒にどうしたらいいのか考えよう。
素敵なお母さんだなと思いました。
自分の弱さをちゃんと知ることによって
時に弱さは強さに変わるのだと思います。
今日はポカポカ暖かくて気持ちのよい日でした!