dondonmusasabi’s diary

座右の銘は”死ぬこと以外はかすり傷” インコちゃんズや日常の健忘録的ブログ。

自主性と自己主張を高める

国が違えば子育ても違います。

息子は米国で生まれ、教育も米国で受けています。

しかし、アタシは日本生まれ、日本育ちの純日本人であるため、

やっぱりアメリカ人のような子育ては無理なわけで・・・。

 

息子の新学期もzoomで始まり、リビングで授業。

アタシもキッチンのテーブルで勉強しながら、

息子のクラスの様子が伺えるんですけど、

アメリカ人の子供って、なんでこんなに自己主張と自主性が高いんだろう!

ってヒシヒシと感じます。

 

まず、質問がすごい。

分からなければ、すぐに「質問です!」って先生に聞く。

自己紹介の時間では、皆はっきりと自分についてスピーチしてました。

大きい声で、堂々と話し、

先生に質問されれば、分からないことは、ちゃんと分かりませんって言うし、

会話の内容も、なんだか大人びている。

 

一方、息子はというと小さな声でゴニョゴニョっと話し

質問があると、ささーっとアタシの所に走って来て聞いてくる。

 

アタシも人のこと言えないし、息子の気持ちもわかるんです。

アタシだって英語に自信がないし、人前で話すのも苦手。

できれば先生に質問とかもしたくないし。

 

でも、やっぱりアメリカで生きていくためには

自己主張をしていくことは大切。

 

息子には、

授業中の分からないことは、授業中のその時に

ママじゃなくて先生にちゃんと聞かないといけないよ。

質問があります、って大きな声で言わないと相手に伝わらないんだよ。

分かったフリせずに、分からなかったら何度でも聞き返していいから。

それで先生が嫌がったりするようであれば、ママに言いなさい。

 

って言った。

 

息子は、スピーチとかも嫌だ。笑われたりするし。

って、涙ぐむ。

 

嫌だよね。ママも同じだよ。

ママなんてクラスの皆の前で15分もスピーチしなきゃいけなかったよ。

ママ以外全員アメリカ人の前で、英語上手じゃないのに嫌だったよ。

でも、一生懸命やることが大事だから

一生懸命やったなら、下手だとか、英語が上手じゃないとかは関係ないんだよ。

嫌でやりたくない気持ちも、緊張するのもすごーくわかるけど、

先生が決めた事や宿題は、逃れられないし、やらないといけないしね。

 

って自分の事を話したら、

えーーーママもそうなのぉ?大人なのに?

って食らいついてきました。

 

大人だって嫌なことはいっぱいあるんだよ!

 

そもそも、なんでアメリカでは自己主張と自主性が良しとされるんだろう。

内向的で、おとなしくてもいいじゃない!!!

なぁーんて思ったりもするんだけどさ。

 

内向的なのも、個性の一つじゃない?

でも、やっぱりアメリカでは自己主張の術も少しはないと・・・ね。

私達、親子のこれからの課題です。

 



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チキンブリヤニを久しぶり食べたくなって作ったよ。