dondonmusasabi’s diary

座右の銘は”死ぬこと以外はかすり傷” インコちゃんズや日常の健忘録的ブログ。

読書

ここ数年、学校の分厚い教科書以外の本を読むことがなかった。

(聖書は毎日読むけれど)

 

本棚に置いてある本を眺めていて、

昔、母が買ってくれた本をもう一度読みたくなりました。

 

渡辺和子さんの、愛をこめて生きる。

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渡辺和子さんは、既にお亡くなりになられていますが

彼女はクリスチャンでもあり、大学学長を務めたり、

マザーテレサが来日されたときにも通訳として務められていました。

 

クリスチャンでない母が買ってくれた、

クリスチャンの和子さんの本。

当時、私もクリスチャンではありませんでした。

クリスチャンとなった今、この本を読んでみて改めて素晴らしい本だと思います。

 

彼女の場合、クリスチャンになったきっかけは

友人に何気なく言われた「和子さんて鬼みたい。」という言葉だそうです。

実際、若かりしき頃の彼女は自分にも他人にも厳しかったそうです。

でも、そんな言葉にショックを受けて、

鬼のようなままで死にたくないと思い、

そのころ通っていた学校のシスターに相談したそうです。

 

毎日忙しくしていると、日々丁寧に生きようと思っていても

大切なことを忘れてしまう事が私にはよくあります。

でも、本当に人生で必要なものって本当はシンプルで少ないんだなって

本を読んで思います。

 

本の中に和子さんの言葉ではないのですが、

親の祈りという言葉が紹介されています。

この言葉、私はどこでなぜ知ったのかも覚えて居ないのですが

和子さんの本を読む前から知っていました。

 

神さま

もっと良い私にしてください。

子供の言う事を聴いてやり

子供の質問に親切に答え

子供を良く理解する私にしてください。

理由なく子供の心をきづつけることのないように

お助けください。

子供の失敗を笑ったりせず

子供の小さい間違いには目を閉じて、

良いところを見させてください。

良いところを心から褒めてやり、

伸ばしてやることができますように。

大人の判断や習慣で子供をしばることのないように、

子供が自分で判断し、自分で正しく行動して行けますように

導く知恵をお与えください。

感情的にしかるのではなく、正しく注意してやれますように。

道理にかなった希望はできるだけかなえてやり、

彼らのためにならない事は、やめさせることができますように。

どうか意地悪な気持ちを取り去ってください。

私が間違ったときには、きちんとあやまる勇気を与えてください。

いつも穏やかな広い心をお与えください。

子供と一緒に成長をさせてください。

子供も私も、生かされて愛されている事を知り、

他の人々の祝福となることができますように。

アーメン

 

親の祈りとありますが、子供にだけではなく

大切なパートナーや家族にもあてはめることのできる祈りだと思います。

 

 

 

 


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私の聖書。

洗礼を受けた時、教会の姉妹がプレゼントしてくれました。

英語と日本語、両方で書かれています。