2夜連勤を終えました。
day1 の出勤前の精神状態がハンパなくヤバかったです。
行きたくない。
辞めたい。
逃げ出したい。
夜勤前の昼寝もベッドに横になるも
一睡もできず、涙しか出てこない。
負の感情がジェットコースター並でして😂
これから13時間以上
首を切られてひたすら走り回る鶏のように働く自分を想像しただけで
動悸と不安がこみ上げてきました。
フロアにつくと、既にアサインメントが貼り出されていて
二人の患者受け持ちとアドミッション受け一番目という、
これはいつもことなんですけどね。
でも！その日は比較的難しくない患者さんが担当になってた。
薬の投薬数も少ないし
抗生物質などの定期的な点滴投与もないし
患者さんもナイスで文句を言ったり暴れたり
IVラインやチューブを引っこ抜いたりするような患者さんではなかったので
こんな簡単なシフトでいいのか！？😳と驚き、戸惑う。
アメリカの病院では夜、患者さんは良く眠れない環境になってるなーと思う。
まず薬投薬で数時間ごと頻繁に起こされる可哀そうな患者たち。
患者さんそれぞれ違いますが
基本、夜中であろうと明け方であろうと
時間を構わず薬のオーダーが出ますので
患者さんは何時であろうと薬のために起こされるのです。
tylenol @2000, 0200
lovnox @2200
famotidine @2000
hydrocortisone @2200
ceftriaxone @2200
Heparine @ 0200
Insurin glargine @0600
Vancomycin @2200 , 0300
という感じで2,3時間おき位に起こされる。
その他にも、
採血で起こされ
数時間おきのルーティンアセスメントオーダーがあれば、その都度起こされ
とにかく患者はよく起こされる。
しかも、フロアにある2部屋以外は全て4人相部屋となってるので
部屋に誰かクレイジーな叫んだりする患者さんがいると
相部屋の皆寝れない。
一人の患者さんは
”数時間おきに起こされるし
隣のベッドで（別の患者が）大声で夜中に歌い出すし
針で刺されて起こされるし（採血ですね・・）
熱を計るのに起こされるし
いきなり部屋の電気がついて明るくなるし
（4人部屋なので、どこかのベッドの電気がつくとみんな眩しい）
こんなんで寝れるか！
これじゃどんどん体調悪くなるわい！”
と夜中に怒り出した患者さんがいましたが、夜が明けると
”昨日はごめんね。寝れなくてイライラしてナースの君に当たってしまって”
と謝ってくれた。
まぁ気持ちはわかる。
ただでさえ、体調が良くないから病院に来てるのに
眠らせてもらえなくてイライラもするよな。
夜中にERから来たアドミッションは、簡単な患者さんでした。
ホームレスで、たくさんの病歴を持ちながら
息苦しさを2週間以上我慢した結果ERへ来たそうです。
新規のアドミッションでは色々たくさんの質問を患者さんにするのですが
名前は言えますか？
今日は何月何日ですか？
どこにいるか分かりますか？
どうしてここにいるのか言えますか？
と一番初めにいつも聞く質問をすると
”え？どうしてここに来たかって？
だって僕は孤独だからさ、孤独だからここに来たんだよ。”
ってユーモア溢れる（？）答えがかえってくる。
もうひとりの患者さんはコロナ患者でしたが
（最近またコロナの患者が病棟に増えてきています）
バイタルも問題なく安定で目立った問題もない。
受け持ち患者、全員安定してるし
薬の投薬も少なめだし
STATオーダーも入ることなく
チャーティングも遅れることなく時間どうり、きっちりドキュメント
休憩も30分ちゃんと取れて
こんな楽なシフトでいいんか！？
こんなんなら、今週3連勤してもいい！
っていうくらいの静かな夜でした。
患者が安定して平和だと
ナースの精神状態も安定します。 笑
時間と心に余裕があると
患者さんの要求にもエキストラで対応する事ができます。
帰り際、患者さんに挨拶をすると二人の患者さんが
ありがとう
明日も戻ってきてくれる？
って言ってくれました。
そう言ってもらえるとやっぱり嬉しい。
辞めたい
ナースの仕事なんて嫌い
むいてない
そう思ってたはずなのに
患者さんからの一言で
次のシフトも乗り越えられるかなって勇気が湧いて
アタシの方が助けられてるなって思った。
次のシフト行くときも
心は重く
泣いて
足取りが思いかもしれないけど
とりあえず行こう。
病院に行くだけで偉いぞ、アタシ。
夜勤明け帰りのエレベーターまち。
この帰りの瞬間が一番ホッとする最高の時。
ご褒美のスタバ✨
とりあえず3日連休、ゆっくりして美味しいもの食べたいな。
Have a good day, everyone✨
